男の子ならどの子もそうであったように、私も幼い頃は鉄道模型、プラモデル、ジオラマなどに眼を輝かせた時期がありました。「Nゲージ」「クモハ」「硬券」なんて単語がこの口から出たのは30年ぶり!いや、もっと昔だ!懐かしいこの響き!それとビックらこいたのが、原作がルポ漫画ということ!さらに会話の成立しないもの同士の掛け合いなんてッ!「なんじゃコリャ~!」こんなの初めての経験だ!どうなることかと、不安だらけ…。ところがドッコイ、読めば読むほど面白いッ!
何が面白いかって?そりゃ、鉄道の薀蓄部分も十二分に面白いんですが、三人の珍道中っぷりが面白いッ!ワ~ワ~ギャ~ギャ~、無人駅も新宿並のざわつきだったのでは?
もし、ストレス計測器なんてモノがあるならば、三人それぞれの背中にヒョイと取り付けて旅をしてもらいたいものです。それを後ろから眺めながらニヤつきたいなぁ~。(絶対漫画以上に面白いはずだッ!菊池先生スンマセンm(__)m)
とにかく、そんなこんなのてんやわんやを三人の表情を注意しながら私なりにブラッシュアップさせてもらったつもりです。
皆さんご存知のように全てのエピソードについてロケハンを観光、ちがった!敢行しました。久留里線、最初の下車駅・横田で30分以上の待ち時間の時には、このあとどうなることかと背筋が凍る思いでした。ところがどうでしょう!ロケハンを二回三回と繰り返すたびにアラ不思議、一時間待ちなんかはヘッチャラピーになっちゃいました。そして今ではちっちゃ~な駅や無人駅こそ「駅ッ!」って感じたりして。新宿、渋谷、横浜なんかは電車が止まるちょっと便利なビルにしか見えなくなってきちゃいました。
作品の仕上がりはバッチリなんでジックリ見ていただきたいと思います。そしてアニメを見たら、どこか一箇所でも良いから「鉄子の旅」をしてみてもらいたいな。駅弁に命をかけても、お気に入りの音楽を聴きながらでも、た~だ車窓を眺めるでも良し。自分なりの楽しみ方がきっと見つかります。そして、きっとお気に入りの場所が見つかるはず。
「まだまだ日本も捨てたモンじゃない」と実感すること間違いなし。
「鉄道」とは「テツ」の道なり…
「来ればわかるッ!大切なのは言葉じゃないッ!」いや、ホント。